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【国文学科14】松翠館完成記念授業:ビブリオバトル【本の学び】

国文学科
 こんにちは。国文学科 司書課程担当の平井です。

 11月に竣工した本学の新しい校舎「松翠館」での初めての授業を、雄大な伊吹山や紅葉した山々がきれいに見える大講義室で、11月21日に行いました。
 国文学科2年生の司書課程の授業での「図書館行事の運営をする」という演習で、今回はビブリオバトルを開催しました。

 

 ビブリオバトルは、発表参加者が持ち寄ったお薦めの本を紹介し、その紹介を聞いた参加者がどの本が一番読みたくなったかを、発表参加者、聴衆参加者あわせて、全員の投票で決めるという、本の紹介ゲームです。
 演習としてこのビブリオバトルを開催するために、受講生は、まず、発表参加者と聴衆参加者を募集するポスター作りから始めて、校内各所にポスターを貼って広報し、応募箱を設置して発表参加者を募集しました。さらに、当日に向けての様々な準備、当日の運営もすべて、受講生が分担して行いました。

 

 残念ながら、今回は受講生以外の発表参加者の応募はありませんでしたが、参加者は30名を超え、その中で受講生6名が発表参加者として、檀上でそれぞれのお薦めの本を紹介しました。

  

  

 発表時間は、一人5分で、その後3分間のディスカッションタイムが設けられています。
 発表者は皆、5分をたっぷりと使って、それぞれの方法でお薦めの本を紹介してくれました。

  

  

 3分間のディスカッションタイムでは、参加者から様々な質問が出て、時間が足りないくらい活発な質疑応答の時間となりました。

  


 発表者が紹介した本は以下の通りです。
  • 『峠うどん物語 上』重松清 著
  • 『動物と話せる女性ハイジ』ハイジ 著
  • 『サイレント・トーキョー』秦建日子 著
  • 『スローグッドバイ』石田衣良 著
  • 『屋上のテロリスト』知念実希人 著
  • 『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』神田桂一、菊池良 著

 そして、この中で、今回のチャンプ本 -みんなが一番読みたいと思った本- は『スローグッドバイ』でした。


 新しい校舎の大講義室でのビブリオバトル、楽しく過ごしてもらえたのではないかと思っています
 参加してくださった皆さん、ありがとうございました。
 そして、受講生の皆さん、お疲れさまでした。