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江北図書館の古本市に参加しました!

国文学科
3月31日(日)に、国文学科の3人が、木之本にある江北図書館の一箱古本市「いろはにほん箱」に出店してきました。

   



江北図書館は伊香郡余呉村(現長浜市余呉町)出身の弁護士・杉野文彌さんが、明治35年に設立した杉野文庫を前身に、明治39年に誕生した私設図書館で、滋賀県で最も古い現存する図書館です。

本学の国文学科では、司書を志望する学生も数多く在籍しており、これまでも何度か見学をさせていただいていたり、取材インタビューさせていただいたりしてきました。また、先日はインタビュー記事を掲載した『おくびわぐらし』を発行させていただくなど、大変お世話になっている図書館です。

当日は、古本市だけではなく、江北図書館の新刊『Lib+』(リブプラス)のオープンセレモニーがあり、木之本の有名なパン屋である「つるやパン」とのコラボパン、さらにそこから生まれた木之本在住の作家さんによる絵本『パンやのポポさん』の販売など、盛りだくさんの企画で会場は盛り上がっていました。


   



学生3人は、朝早くから江北図書館に集合し、看板や本の展示など工夫を凝らしてお店を開きました。多くの方が足を止めて、本を手に取り、買ってくださいました。また、店頭に置いた『おくびわぐらし』を手に取り、いろいろ質問をしてくださる方もいました。


   

   



『おくびわぐらし』は、「びわ湖東北部地域における学術文化教育基盤形成を目的とした大学・短期大学・地域連携プラットフォーム」の助成を受け、本学の学生が長浜の魅力を取材し記事にした冊子です。このような形で学生の取り組みを知っていただけることは、大変嬉しいことです。

途中で、雑誌の記者の方が足を止めてくださり、「おくびわぐらし」について取材していただく一コマも。学生たちの取り組みを広く知っていただく機会をいただけることは、大変ありがたいです。

   


参加した学生にとって、図書館は、単に本の貸し借りを行う場所ではなく、いろいろな形で市民の活動を支えていく場所であるという、その重要な機能についても知ることができた貴重な一日だったことと思います。

他の古本屋さんを覗きたくさんの本を購入、出店の美味しいものを食べ、最後は売り上げを計算して片づけを行い、長い一日が終了です。

これからもいろいろな形で、江北図書館とつながり、地域にある司書課程を持つ短期大学として、さまざまな形で支援させていただきます。





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江北図書館
http://kohokutoshokan.com/ 

びわ湖東北部地域における学術文化教育基盤形成を目的とした大学・短期大学・地域連携プラットフォーム
https://www.hn-rcc.jp/