「~セルフケアとゲートキーパーの役割を学ぶ~」新入生向けゲートキーパー研修を実施しました
その他
皆さん、こんにちは!滋賀文教短期大学では、新入生向けに 「ゲートキーパー研修」 を、臨床心理士・公認心理士の増田千景先生をお迎えして実施しました。ゲートキーパーとは、命の門番と呼ばれ、「自殺の危険を抱えた人々に気づき適切に関わる大切な役割」のこと。大学生活のスタートにあたり、自分自身はもちろん、周囲の人と支え合う大切さを学ぶ機会となりました。
〇ストレスと向き合うために
まず、日々の生活で感じる 「ストレス」 について学びました。大学生活は楽しいことがたくさんある一方で、新しい環境や人間関係に適応する中でストレスを感じることもあります。ストレスの仕組みを理解し、自分の心と向き合うことの大切さを確認しました。
〇自律神経とセルフケア
ストレスが心や体にどのような影響を与えるのかを、自律神経の働きとともに学習。「呼吸法や筋弛緩法(リラクセーション法の一つ)」という実践的なセルフケアの方法も紹介され、学生たちは興味深く耳を傾け、実践していました。
〇若者のメンタルヘルスとゲートキーパーの役割
研修では、日本の若者や大学生の メンタルヘルスの現状 にも触れました。悩みを抱え込んでしまう人が多い中で、「傾聴」「適切な支援につなぐ」ことの大切さを学びました。
また、ゲートキーパーの定義と役割についても学び、「大切な人が悩んでいることに気づいたら、一歩勇気を出して声をかけてみましょう。」というメッセージが印象的でした。
これから始まる大学生活。お互いを思いやり、支え合いながら、安心して学べる環境をつくっていきましょう!