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【国文学科18】長浜市立長浜図書館を見学させていただきました【本の学び】

国文学科
 こんにちは、国文学科司書課程担当の平井です。

 12月4日、国文学科で司書課程を履修している2年生16名が、今年も長浜市立長浜図書館の見学をさせていただきました。
 この見学は、司書課程の学習をまもなく修了して司書資格を取得する予定の学生が、今まで学んできたことを、実際に図書館を見学させていただき、ご説明いただくことで、より確かなものとすることを目的として、長浜市立図書館のご協力により、毎年実施しているものです。
 今年も、全員が事前に長浜市立図書館のホームページを確認し、質問事項もまとめたうえで見学に臨みました。
           
 


 当日は、まず研修室で司書の伊藤さんから、長浜市立図書館についての説明をしていただいた後、伊藤さんのご案内で普段は入れない書庫なども含めて、館内を見学させていただきました。

      
    

   
    

 館内の所々で、司書課程を履修している学生であるということを意識してくださっての説明をしていただくことができました。その後、学生それぞれがゆっくりと館内を見学する時間もとっていただきました。
 
    

 
    

 
    

 1時間半近くの見学の後、再び研修室で、予めお届けしていた学生の質問にお答えいただきました。「自動貸出機についてどのように思われていますか」などという質問のほかに「今までのレファレンスで一番難しかった質問は何ですか」というような質問にまで、「皆さんは司書の勉強をしてこられた方たちだから」ということで、とても専門的に、それでいて分かりやすくお答えいただきました。その後、見学しての新たな質問にもお答えいただきました。

      

 今まで学習してきたことを実際に確認しながらの見学、また質問にも丁寧にお答えいただいて、学生にとって大変良い学びの機会となりました。

 ・図書館らしく落ち着いて本を読める場所が多く用意されており、また興味を引く展示も沢山されていることから、ついつい気になった本を手にとってその場で読み込んでしまいそうになる。
 ・赤ちゃん連れのお母さん向け、障がい者向け、子ども向けへの細やかな気遣いがところどころに感じられた。
 ・自動返却機は言葉だけを聞いても納得出来るが、貸出機はピンとこなかった。貸出機について聞けたのは良かった。借りたい本を見られる不安や、対人への恐怖がある人にとって、有難い設備だと感じた。
 ・利用者側の目線と司書側の目線で見学できた。

 など、学生の感想からも多くの学びが得られたことが伝わってくる見学会でした。
 お忙しい中、長時間にわたる見学に、とても丁寧にご対応していただきました伊藤さんはじめ長浜図書館の皆さま、本当にありがとうございました。