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【国文学科16】ゼミフィールドワーク(to石山寺)

国文学科
 国文学科教員の池田です。
 今年最後のゼミフィールドワークは、「石山寺」とランチ(笑)です。
 石山寺は、紫式部が『源氏物語』の着想を得たという伝説の寺です。そして、その場所は「源氏の間」として本堂東側にあります。

 本学から公用車を1時間ほど走らせると、石山寺へ到着します。まずは、腹ごしらえ。門前でいつもよい鰻のかほりがする「湖舟」へ。


 鰻と近江牛、琵琶湖で採れたしじみの味噌汁、えび豆など滋賀県を喰らい尽くす一品。お腹を満たし、いざ石山寺へ!
 暖冬とはいえ、さすがに12月初旬には紅葉が終わっていました。


 急な石段を上ると、眼前には石山寺の由来となる天然記念物の硅灰岩。その先に「源氏の間」があります。残念なことに、紫式部人形は修繕の為2024年3月17日まで見ることができません(涙)。

 

 本堂では、仏名会が行われていました。
 つづいて、中腹から紫式部が眺めたという琵琶湖(瀬田川)を眺め、さらに昇って下ってを繰り返し「紫式部像」に到着。


 最後に、人工滝がある綺麗な庭園を観賞し終了。

*『源氏物語』とゆかりの深い宇治市(源氏物語ミュージアム)、越前市(紫式部公園)、大津市(石山寺)を1年の間に廻ったゼミ生は、今年が初です。大いに見聞を拡げたことと思います。2024年度から始まる大河ドラマ「光る君へ」への期待も高まります。