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【国文学科3】基礎力プログラムⅢで、余呉地域づくり協議会の方にお話を伺いました

国文学科
国文学科の有山です。


今年度の国文学科2年生の「基礎力プログラムⅢ」では、余呉の口承文学について調査し、その魅力を探り、発信していく活動に取り組んでいます。本プログラムは、本学と協定締結している長浜市余呉町池原集落の活性化を目的とした「しがのふるさと支え合いプロジェクト」に基づくグループ活動です。学生たちは3つのグループに分かれ、それぞれ選んだテーマで余呉の伝承について調べたり、実際にフィールドワークに出かけ実地調査をするなど、余呉の伝承に関する知識を深めてきました。

 


6月1日の講義ではそれらを受け、余呉地域づくり協議会や、池原自治会、滋賀県湖北農業農村振興事務所の方など5名に本学に来ていただき、お話を伺う機会をえました。

 

まずは国文学科の池田先生から、池原地区と滋賀文教短大のかかわりについての話があり、本日のゲストの5名の方にそれぞれ自己紹介をしていただいたあと、余呉地域づくり協議会の前会長是洞尚武さんから、資料や地図をもとに、余呉の歴史や伝承、地元での活動などのお話をしていただきました。是洞さんのお話はもちろん、参加してくださった皆さんの余呉に対する熱い思いに触れ、学生たちは資料に目を通したりメモを取ったりしながら真剣に話を聞いていました。

 

途中にグループごとにディスカッションなどをはさみ、最後に地名の表記や伝承への疑問などの質問をさせていただき、あっという間に、気がつけば講義時間の90分を超過していました。

 

最後に記念撮影をし今日の講義は終了……!のはずだったのですが、終わった後も質問したい学生が、協議会の方々に話しかける場面も。お忙しい中、学生たちのためにお時間をいただき、ありがとうございました。


この取り組みはまだまだ続きます。この後フィールドワークや調査を重ね、伝承から町おこしのアイデアを提案させていただく予定です。