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薬物防止・防犯セミナー及びゲートキーパー研修の実施につきまして

学生生活
 みなさん、こんにちは。学務課学生支援担当の山根です。
 少し前のできごとではありますが、本学に今年度入学した新入生を対象に、長浜警察署様、長浜市役所様にご協力をいただき、ご講演をいただきましたので、その様子をご紹介いたします。

 まず、4月4日には、長浜警察署(交通課、警備課、生活安全課)様にお越しいただき、交通安全に関する啓発のほか、若者世代が標的となりやすい犯罪事例等を説明いただきました。聴講していた学生は、事件の事例を聞きながら、自身が被害者だけでなく、知らず知らずのうちに加害者側になっている可能性があることを学び、日常生活において慎重に行動し、困ったことや疑問があればすぐに周囲に相談することの大切さを学びました。ご紹介いただいた事例は、どれも恐ろしいものでしたが、とても身近で起こり得ることや誰が、いつ、どこで巻き込まれる可能性があることも改めて実感しました。
 学生のみなさんには、このセミナーを通して、日常的に防犯意識や交通安全意識を高く持ち、安心で安全な中で毎日を過ごしていただきたいと思います。

 警察署様の説明の後、長浜市役所(市民活躍課)様より、長浜市内の交通安全啓発に関する説明と長浜市役所、長浜警察署および本学の三者で締結している連携協定に基づく啓発活動に関しての説明をいただき、学生のボランティア活動への参加が呼びかけられました。

 

 次に、4月7日には、長浜市役所(健康推進課)様にご協力いただき、ゲートキーパー研修を実施いただきました。本研修は、自殺者が増加する昨今の国内・県内・市内の状況を鑑み、実施いただいています。ゲートキーパーとは、自殺の危険を示すサインに気づき、適切な対応(悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る)を図ることができる人のことで、いわば「命の門番」に位置付けられる人のことです。
 本学に在籍する2年間、またその後に社会に巣立っていく学生たちには、周囲を守る知識としてだけでなく、自身を守るための知識としても、ぜひ知っておいていただきたいと考えています。
 今年度は、大阪経済大学 学生相談室カウンセラーの増田千景先生をご講師としてお招きしました。増田先生のワークを取り入れた研修に、学生も聞き入っていました。
 本研修を受講するにあたり、受講前にアンケートを学生全員に回答させています。回答中の様子を見ていると、「ゲートキーパーってなに?」「なんで自殺?」というような声が聞かれましたが、研修後には「そういうことだったのか」と納得し、学びを深めた姿が見受けられ、今の自分だけでなく、これから先、将来の自分にも必ず生きる知識となることと思います。



 ご講演いただいた、長浜警察署のみなさま、長浜市役所のみなさま、増田先生、誠にありがとうございました。