文教SMILEブログ

ブログ

【生涯学習講座のご報告】「ユネスコ無形文化遺産 長浜曳山まつり&SDGs」

公開講座
8月11日(木)に、長浜市曳山博物館の伝承スタジオで、びわ湖東北部地域生涯学習講座「ユネスコ無形文化遺産 長浜曳山まつり&SDGs~今だからこそ若者につなぎたい祭りの知恵~」を行いました。
本講座は、本学も参画する「びわ湖東北部地域連携協議会」主催の生涯学習講座の1つとして、本学が企画・運営したものです。


講演は、長浜城歴史博物館や長浜市曳山博物館の館長を歴任され、現在は本学で非常勤講師として「湖北の歴史と民俗文化」という科目をご担当の中島誠一先生が行いました。

長浜曳山まつりは、毎年4月に長浜市で開催される伝統あるお祭りで、京都の祇園祭、高山市の高山祭と並んで「日本三大山車祭」の一つに数えられています。
1979年には国の「重要無形民俗文化財」に指定され、2016年には「ユネスコ無形文化遺産」にも登録されるなど、今や「ローカルでありながらグローバルなお祭り」になっています。
中島先生によれば、歴史を紐解くと長浜曳山まつりは元々「ローカルでありながらグローバルなお祭り」だと言え、持続可能な社会を目指す「SDGs」の理念とも合致するものだそうです。

少子高齢化や過疎化などの問題を抱える長浜市にとっては、この素晴らしい伝統をどのように受け継いでいくかが大きな課題となっていますが、中島先生は若い人たちに「祭りから参加するまちづくりをアピール」することが大切だと説きます。

中島先生は、本学の授業でも学生に対して「長浜曳山まつりの魅力をどのように伝えるか」を問いかけており、講演では試験の講評も行いながら若い世代の率直な意見を紹介してくれました。


長浜曳山まつりのお話は、地域連携事業に力を入れている本学にとってもたくさんの学びがあるもので、今後の活動に活かせていければと思います。
ご参加いただいた皆様ありがとうございました!!
また、長浜市曳山博物館のスタッフの皆様、お世話になりありがとうございました。



~米原曳山まつり開催のご案内~
長浜市に隣接する米原市では、2022年10月8日から10日に米原曳山まつりが開催されます。詳細はホームページをご覧ください。
https://maibarand.shiga.jp/hikiyama-festival/
https://kitabiwako.jp/event/event_50517

~曳山まつりに関するホームページのご案内~
公益財団法人長浜曳山文化協会長浜曳山博物館
https://nagahama-hikiyama.or.jp/

STUDIOこほく
https://www.studiokohoku.net/category/hikiyama/

~全国のまつりに関するホームページのご案内~
オマツリジャパン

https://omatsurijapan.com/blog/nagahamahikiyama-2022/