文教SMILEブログ

ブログ

【国文学科16】長浜市立長浜図書館見学に行ってきました

国文学科
こんにちは、国文学科司書課程担当の平井です。
12月9日(木)国文学科2年生で司書課程を履修中の23名と教員3名で長浜市立長浜図書館を見学させていただきました。幸い12月にしては温かい穏やかな日で、全員が集合時間までに図書館前に集まり、時間通りに始まりました。
まず、長浜市立図書館館長の下司満里子さんから、約30分、現在の長浜図書館ができるまで、また、どのように運営しているかについて、パワーポイントを使ってご説明いただきました。その中には、図書館の設計段階で行われた、中高生など若者にも魅力的な図書館にするためのワークショップに参加しているインターン実習中の本学の先輩たちの姿もありました。

  

そのあと、2グループに分かれ、館長の下司さんと、この見学の実施にご尽力いただいた司書の松山ゆかりさん(本学の卒業生です)のご説明で館内をご案内いただきました。

  

広い館内のそれぞれのスペース、普段見ることのできない書庫、などを案内していただきました。その中で、私たちだけで見ていたのでは気づかないようなところにも、利用者のための心配りがあることもよくわかりました。

  

  

  

館長の最初のご説明でもありました中高生を中心とする世代へのサービスとして、1階の奥には落ち着いたヤングアダルトコーナーがつくられていて、そこには数日前に滋賀県立大学の学生さんがチョークで書かれた見事な黒板アートもありました。

  

館内のご案内の後、再び会議室において、予め松山さんにお送りしていた、授業で考えた質問について、とても丁寧に、また司書としての深い思いのこもるお答えをしていただくことができました。
例年、この見学会は2年生の春学期に実施しているのですが、今年と昨年は、コロナ禍のために、この時期となってしまいました。2年生はほぼ司書課程の履修を終えた段階で、今回の見学をこれからの学習に活かすということはできませんが、司書課程の学習をしてきたからこそ、お話を深く理解し、熱心にお話を聞くこともできたのではないかと思います。
お忙しい中、私たちのためにお時間をとっていただき、大変ご丁寧な対応をしてくださいました長浜市立図書館の皆様、どうもありがとうございました。