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『ごんぎつね』~新美南吉の世界にふれる~を開講しました。

公開講座
こんにちは。子ども学科教員の今井です。 
6月21日(金)より『ごんぎつね』~新美南吉の世界にふれる~が始まりました。



今回は 「ごん狐」~私たちを引き付ける理由~をテーマとしてお話ししました。

最初は、多くの教科書にも掲載され、長く読み継がれてきたことの意味について考えました。「ごんぎつね」の絵本も10冊ほど用意して手に取って読んでいただきました。



「何種類もの絵本があることにびっくり!」
「絵作家がどのように場面を書くのか、よく工夫されている!」

続いて、「ごんぎつね」のどんなところが魅力的か、私たちを引き付ける理由は何か、
大きく4点の視点からお話しました。

①作品の書かれた世界―「ふるさと」(半田市)が魅力的だな
②作品に流れている心の触れ合い、通い合いに心打たれるな
③作品がわかりやすいのも特色かな
④なんといっても民話的な語りが捨てがたいな

途中で、小学校の5年生の教科書(M社)に掲載されている「あめ玉」を、役割を決めて楽しく読みました。みなさんの素敵な読み声が教室中に響いて、和やかに終えることができました。



次回の講座は7月19日(金)「ごん狐」~隠された秘密~です。
興味がありましたら、気軽に足を運んでみてください。

詳細はこちらをご覧ください。
みなさまのご参加を心よりお待ちしています。