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【国文学科17】オープンキャンパスでの展示 12月【本の学び】

国文学科
 こんにちは。国文学科の平井です。

 今年度、国文学科では「認定絵本士養成講座」を開講しました。この講座は、絵本の魅力と可能性を伝える人材育成のための講座で「認定絵本士」の資格を取得することができます。本学では、今年度は国文学科の秋学期の授業として開講しました。
 この授業には、絵本・子どもの読書の現場で実際に活動なさっておられる多くのゲストスピーカーにお越しいただきました。
 12月のオープンキャンパスでは、このゲストスピーカーの皆さんの授業の様子の写真を、紹介された絵本とともに展示しました。

 



 
 「絵本と出会う 保育・教育での現場での出会い」 

 保育所・幼稚園・小学校・中学校でボランティア活動をなさっておられる3人の方に、絵本の読み聞かせ、紙芝居、エプロンシアター、などいつもなさっているプログラムの中から沢山の実演をしていただきました。



「絵本と出会う 書店での出会い」

 滋賀県内でいくつかの書店を経営なさっておられる方に、書店での絵本の並べ方などの写真と共に、いかにして子どもたちに絵本を手に取ってもらうかの工夫、書店経営の現実などをお話ししていただきました。


「絵本が生まれる現場 作家の感性に触れる」

 滋賀県在住の絵本作家 近藤薫美子さんが、初期の作品から最新の作品まで、どのようにしてその作品が生まれたのかを、魅力的な語り口で伝えてくださいました。


「絵本が生まれる現場 絵本の編集」

 多くの絵本を出版されているアリス館の社長さんから、絵本の編集の現場、また、絵本として出来上がるまでの過程を多くの資料や映像も交えて教えていただきました。


「人を楽しませるための手法を学ぼう」

 絵本とヨーロッパの木のおもちゃの専門店を経営なさっておられる方に来ていただきました。
 沢山のおもちゃと絵本を持ってきてくださり、それらを使ってとても楽しい時間を作ってくださいました。



「こころに寄り添う絵本」

 さまざまなこころの状態をもつ子どもたち。つらい気持ちや、しんどい思いなど、その子どもたちのこころに寄り添う絵本について、多くの経験と造詣をお持ちの先生にお話を聞き、話し合いました。


「子どもの心をとらえるもの」

 豊富な実践の経験をお持ちのお二人に来ていただき、パネルシアターについて、その歴史や魅力、作り方など、実践を交えてたっぷりと教えていただきました。


 様々なゲストスピーカーの方々のお話は学生たちにとても好評でした。
 お忙しい中、また遠方よりお越しくださいました皆様に深く感謝いたしております。
 本当にありがとうございました。
 この展示は、三月のオープンキャンパスでも展示する予定です。