教員紹介

令和6(2024)年4月1日現在

井上勝（INOUE　Masaru）

メッセージ

　一昨年度まで、36年間、滋賀県内の自治体の職員として働いてきました。図書館の専門職員(司書)としては、図書館開設準備から開館、合併による複数館運営を経験し、管理職として館長職を、また、その間、児童福祉部門及び、生涯学習部門、教育全般においても管理職を務め、昨年度4月、本学に着任しました。
　これまでの経験を活かし、図書館司書を目指す人を支援していくとともに、すべての学生の皆さんの、職業人としてのキャリアのスタートをサポートしていきます。勉強のこと、就職のことなど、気軽に尋ねに来て下さい。ともに学んでいきましょう。

所属・専攻

所属：国文学科　准教授、図書館長
専攻分野：図書館学

担当教科

基礎力プログラムⅠ（初年次教育）、基礎力プログラムⅡ、ボランティア、図書館サービス概論、情報サービス論、情報サービス演習Ⅰ、情報サービス演習Ⅱ、情報資源組織論、情報資源組織演習Ⅰ、情報資源組織演習Ⅱ、学校図書館メディアの構成

学歴

佛教大学文学部史学科日本史専攻　学士（文学）
佛教大学大学院文学研究科日本史学専攻修士課程　修士（文学）
立命館大学経済学部経済学科　学士（経済学）

主な教育研究実績

＜著書＞

『「図書館における自己点検・評価等のあり方に関する調査研究」報告書』（共著、日本図書館協会、2004年）
『くさつこぼればな史―草津市史のひろば増補版―』（共著、草津市教育委員会、1998年）
『滋賀の図書館’98』（共編、滋賀県公共図書館協議会、1998年）
『滋賀の図書館’93』（共編、滋賀県公共図書館協議会、1993年）

＜論文＞　

「滋賀県図書館史にかかる研究ノート」(『滋賀文教短期大学紀要』26号、滋賀文教短期大学、2024年)
「来館者調査についての方法論的検討－利用者満足度に関する実証分析を通じて」（共著、『現代の図書館』99-1、日本図書館協会、2005年）
「新見荘の検注帳にみえる手工業者について」（『史朋』　第24号、1998年）

＜発表＞

平成10年度図書館・公民館職員研修会但馬・丹波地区研修会「くらしに根づいた町立図書館サービス」(兵庫県図書館協会主催、和田山町立図書館、1998年11月)

＜その他＞　

「(特集・第五次「子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画」を読み解く)滋賀県の学校・公共図書館の現場から読み解く」(『学校図書館』874号、全国学校図書館協議会、2023年)
日本図書館協会会員の集い　報告「日本図書館協会滋賀支部会員のつどい」（日本図書館協会主催、三重県総合文化センター、2019年11月）
「講演会『ヴォーリズと近江兄弟社図書室』について」（『図書館雑誌』104-2、日本図書館協会、2010年）
「図書館員の本棚-『公共図書館の自己評価入門』」（『図書館雑誌』102-3、日本図書館協会、2008年）
「［座談会］地域を支える図書館をめざして」（共著、『湖国と文化』94号、滋賀県文化振興事業団、2001年）
「甲西町の図書館づくりを追う3」(「図書館しが」（滋賀県立図書館報)57号、滋賀県立図書館、1988年）