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インターンシップ報告会

国文学科
 本学の司書資格課程では、1年生の春休みに図書館インターンシップ実習を実施しています。

 昨年度も、滋賀県内で、東近江市立能登川図書館(2月2日~8日)、米原市立山東図書館(2月7日~11日)、長浜市立長浜図書館(2月16日~21日)、福井県で鯖江市図書館(2月16日~21日)の4館で受け入れていただき、計6人の学生が、実習に臨みました。インターンシップ実習は、土日を含めた開館日の5日間にわたって図書館の業務を体験するもので、机上の学びでは体験できない貴重な機会となります。

 この実習の報告会が、4月24日(水)12時55分から1時間ほどにわたり、学生、教員、約20人が参加し、開催されました。
報告者の学生が順次、自身の実習体験を発表し、学校の座学の講義では体験できない、生の現場での経験を自身のことばで語りました。会場からは、質疑やアドバイスなどが出され、発表者にも、聴衆としての参加者にもたいへん有意義な時間となりました。



 実習内容は多岐にわたります。
 カウンター業務はもちろん、配架やレファレンス、絵本の読み聞かせや選書などなど、短い期間の中に、そうした業務のほかに講義も混ぜていただきながら、それぞれの図書館で心のこもったプログラムを用意してくださいました。

 学生たちは、そうした体験を一つ一つ丁寧に紹介しながら、そこで学んだこと、また反省した点など思い思いに報告していきます。それぞれの報告の後には、参加者の方から質問もいただきました。





 「授業で役に立ったことは、なんですか」
 「選書のツールは何を使ったのか」
 「レファレンスは課題があったのか」
 などなど、さまざまな質問について、学生たちは丁寧に答えていました。

 ある学生の「司書になりたいという気持ちが一段と強くなりました」という言葉がとても印象的でした。




 学生を受け入れてくださった、各図書館の皆様、本当にありがとうございました。この貴重な体験を生かし、学びを深めていきたいと思います。

 なお、今年度も図書館インターンシップを行う予定です。