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文教SMILEブログ

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【子ども学科13】社会的養護Ⅱ(ロールプレイを通して)

授業風景
社会的養護Ⅱの授業では、事例検討を通して、要保護児童等の支援方法について考え、学びを深めています。春学期全体を通して4つ事例を検討することとしています。今回、最後の事例検討は、10代の子どもたちをケアする「短期保護施設」を描いたアメリカの映画を用いて行いました。
 映画では、若い支援者たちが、さまざまな課題を抱える子どもたちに対して一生懸命に支援をしているところが描かれています。また、子どもたちが抱える課題は、支援者たちが抱える課題とも重なり合っていきます。そのような中、多くの葛藤が生じていることが伝わってきます。
 この映画をもとに、気になる支援場面(印象に残った支援場面)を抜き出し、「自分たちならばどのような支援をするのか」を検討していきます。また、考えた支援内容をロールプレイで演じ、みんなの前で発表をします。

【発表内容:ロールプレイで取り上げた場面】
・女性職員と入所したばかりの女児(虐待の疑いがある)の関わり
・退所間近の18歳の男児への対応
・入所したばかりの女児(虐待の疑いがある)への対応
・新人男性職員と発達障害があると思われる男児の関わり(セラピストとの関わりも)
 これらの場面について、自分たちならばどのようにするのかということを時間をかけてじっくりと考えて、発表をしました。

  


  

 今回のロールプレイの方法は、シアター型ロールプレイといい、役割を演じる人とそれを見て学ぶ人とに分かれます。役割を演じなくても、全体を見ることで気づかされることも沢山あります。また、実際にやってみて、これは本当にいいのだろうか?というような疑問も出てきます。この出てきた疑問を掘り下げて考え、利用児(要保護児童)にとって一番良いことは何だろうか?と考えを深めていくことが大切です。
 また、支援方法でも「スモールステップ」での支援や多職種との連携により虐待の疑いを明らかにしていく、子どもの話を聴く方法などを考えることができました。
 次のステップは、子どもへの声掛けはこれでよかったのか、支援を考える際に子どもを参加させるにはどのようなやり方がいいのかについて学んでいきたいと思います。