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文教SMILEブログ

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【国文学科6】賤ヶ岳散策

授業風景
はじめまして、国文学科教員の福井です。
滋賀文教短期大学に赴任して間も無い私ですが、先日、このブログにも何度か登場している池田先生と学生と一緒に長浜市余呉町周辺のフィールドワークに繰り出してきました。

目的地は賤ヶ岳。歴史に残る古戦場の史跡として有名な場所ですが、琵琶湖と余呉湖を臨む自然の美しさ、力強さを体感できるエリアでもあります。



木之本町大音にあります賤ヶ岳リフトより山頂へ向かいます。



リフトを降りるとまず左手に琵琶湖が見えます。新雪の季節にこの標高421メートルから眺める湖北のようすは「賤ケ岳の大観」として琵琶湖八景に数えられます。よく晴れた初夏の日においても、母たる湖の威厳はむしろ際立っています。



絶景を楽しみながら山頂を目指す道中には小さな御堂と寂しげな石仏群がありました。石碑には「賤ケ岳合戦々没者霊地」とあります。かつて賤ヶ岳には先の合戦で亡くなった人々を弔う石仏が点在していたそうですが、地域の人の手によりこちらに集められたとのことでした。



山頂脇の展望台まではかなりの傾斜がありましたが、学生の皆さんは健脚でした。日も高くなる中で辿り着いた展望台には屋根がついており、束の間の休息ということで水分補給。余呉湖と琵琶湖を眺めながら、鳥の声に耳をすませました。



実は今日の目的は遺跡ではなく自然。湖北の豊かな水環境が育む鳥や木々や花について調べるべく、賤ヶ岳にやってきたのでした。私は先導したり時に列の後ろを歩きながら美しい風景に目を奪われがちでしたが、学生はそれぞれ道中目にした様々なものを記録していました。これは日当たりの良い開けた場所にどういうわけか生えているきのこにカメラを向けているようすです。



実りの多い時間を過ごせたようで、帰りのリフトでは口々に「来て良かった」と言っていました。池田先生や他の班と合流した後も、今日の発見について目を輝かせて話していました。