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文教SMILEブログ

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【子ども学科6】授業風景「幼児と音楽表現」

授業風景
こんにちは。子ども学科教員の藤山です。
子ども学科1年生が受講する「幼児と音楽表現」の授業についてご紹介します。

この授業では、「音楽は、子どもの成長過程にどのような役割を果たすのか?」「なぜ、音楽は必要なのか?」を大きなテーマとして、乳幼児の発達と音楽との関わりについて学びます。

みなさんは、「音楽」という言葉から、どのようなものを思い浮かべますか?

クラシック音楽や歌謡曲、音楽の授業で習う曲、祭りのお囃子、着信音、、など、メロディーのある音楽を想像する人が多いのではないでしょうか。

そんな「音楽」の概念を一変させた曲があります。

アメリカの現代音楽作曲家ジョン・ケージが作曲した「4分33秒」です。

この曲は、楽譜に音が何も書かれていない「無音の音楽」です。
演奏者は「4分33秒」の間、ピアノの前に座って何も音を鳴らしません。
聴衆者は、「4分33秒」の間、コンサート会場の空調の音や、観客の咳払い、物が落ちる音など、その場で鳴る音を聴きます。

作曲者のジョン・ケージは、「音楽は、時間を空間を共有するもの」と捉え、どのような「音」も「音楽」になると考えました。

この曲は、私たちの生活の中にある音、自然の音など、すべての音が音楽になるというメッセージが込められており、「音楽」の定義について考えさせられる作品です。

子ども達の遊びや生活の中で、自然の音に親しむこと、身近なものから生まれる音を楽しむことはとても大切なことです。このような経験を通して、子ども達の豊かな感性や表現が育まれます。

このように、授業の前半は「音楽表現」の捉え方や、「乳幼児期の発達における音楽活動の意義」について、代表的な音楽教育法や理論を踏まえて学びました。

後半は、手遊び歌やわらべうたの実践を行い、グループワークによる音楽的活動の指導計画の立案と、模擬保育を行いました。



実際の保育現場を想定して、音楽活動を行なっている様子です。



入学してから一生懸命練習しているピアノを弾きながら、みんなで歌ったり踊ったりしました。
子どもの歌や手遊びうたをアレンジしたりと、どのグループもオリジナリティがあり、とても楽しい模擬保育ができました。



振り返りでは、各自のレポートを読み合い意見交換することで、授業での学びを深めました。

音楽活動は、まずは自分自身が音楽を楽しむことが一番大切です。
これからも、学生の皆さんには日本の伝承音楽や遊びをはじめ、世界中の様々な歌や楽器に触れて音楽を楽しんでほしいです。
そして、音楽を通じて表現することの楽しさ・喜びを、子ども達とたくさん共有できる先生になってほしいと思います!