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【高大連携事業】「課題探究」(高校)と「文学研究」(大学)

その他
 本学では、同地域内にある滋賀県立長浜北星高等学校と、相互の教育に係る交流・連携及び地域人材の育成を目指すため、連携協定を締結し、高校と大学の学びを繋ぐ高大接続教育にも力を入れています。

 本年度最初の連携事業として、高等学校「課題探究」(国語探究・地域社会探究)の授業と大学「文学研究」(国文学科)をクロスさせた学びの実践を行いました。



 扱う内容は、事前に高校教員と打ち合わせを行い、1年生、2年生の授業で扱った「羅生門」「山月記」を中心に取り上げることになりました。
 そこから、「探究方法」や「探究するための視点」について、普段の授業とは異なる国語の学びを一緒に体験しました。



 一例として、「袁傪に襲いかかった「虎」と、最後に月に咆える「虎」は、本当に李徴か」という問いかけを始発として、「袁傪は李徴が虎となったと信じていたのか」などの素朴な疑問から物語構造を分析する方法について考えていきました。



 参加した31名の生徒は、2時間(50分×2コマ、休憩10分)かけて、疑問を持つこと、考えること、大学で文学を学ぶことについて、興味深く取り組んでいました。


 
 この後、受講した生徒の感想を共有し、今後の高大連携の教育活動に活かしていきたいと思います。
 また、国語科の教員と話をしていく中で、高校国語と文学研究との乖離をどのように狭められるかということが話題になり、
 今回のような高大接続教育がそういった教育現場の葛藤を少しでも和らげられることを願います。

※この場をお借りして、協力頂きました滋賀県立長浜北星高等学校の教員、生徒のみなさまにお礼申し上げます。