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文教SMILEブログ

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【国文学科3】「異文化コミュニケーション」

授業風景
 国文学科2年生の科目「異文化コミュニケーション」の紹介をします。担当教員の松本です。
 この授業は、これから大きくグローバル化が進むであろう社会において、身につけた日本語をもって、他者とコミュニケーションを図りながら協働していくための素養を身につけようとする授業です。
 
 今回は、地域で国際交流活動を推進し、在住の外国人とともに生活しやすい長浜の街づくりのために活動している長浜市民国際交流協会(NIFA)と連携し、より充実した授業を目指しました。NIFAの協力のもと、長浜市在住の様々な国籍の皆様と交流することを計画し、新たな本学の地域連携に期待が膨らみました。

 しかしながら、新型コロナウイルス感染症の拡大により、度々の計画変更。残念ながら当初予定されていた内容も、延期となってしまいました。そんな中でも、NIFAの温かいご協力をいただき、長浜図書館にて「異文化を知る本」の連携企画展示を行うこととなりました。

 まず、休講明けの5月末の最初の授業では、NIFAから2名の職員の方にお越しいただき、リモート講演を実施していただきました。学生も教員も初めてのことに戸惑いながらも、長浜市内の外国籍の方の在住状況、共生への課題や期待等をお話しいただきました。



 そして、次の授業では、感染予防対策のもと、実際に外国籍の方をお招きし、学生と懇談していただきました。中国、ブラジル、ボリビア、ペルーの4ヶ国の方々にお越しいただき、学生の質問に対しいて、丁寧に答えていただきました。大いに盛り上がり、学生は異文化に想像を膨らましていたようです。

 「日本人の考え方だけでなく、先入観を持たずに、その国の在り方を受け入れる」といった話が印象的でした。例えば、ボリビアの方は、豆料理を毎日食べる母国から来日したとき、日本の甘い小豆に驚いたそうです。また、茶わん蒸しも、卵料理なのに甘くないということで、食べるのに苦労したそうです。「これらは先入観から来ることであり、その国の伝統や文化から根付いているので、学生の皆さんも、外国に行ったら先入観を持たずに、まずは何でも受け入れて挑戦してみてくださいね」と学生にアドバイスをいただきました。
 その他、各国の面白エピソードなど満載でした。



 その後、長浜図書館にて展示を行うべく、各自が対象となった国を調査・研究し、報告書をまとめました。その報告書は、展示と一緒に設置し、市民の皆様の異文化理解に役立てていただきます。
 展示の作業には、本学図書館長の平井先生にご指導いただきました。熱心に制作してきた甲斐あって、賑やかな展示となりました。

  

 最後は、多文化共生について各自の意見をレポートします。外国籍の方のみならず、日本人同士でも、他者と共生・協働していくためには、何が大切なのか自らが考えることで、これからの時代を生きる社会人としての素養を養います。学生の皆さんに、少しでも何かの気づきやこれからへの意識が芽生えることを願っています。