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【子ども学科7】ドイツ視察(2)〜課外音楽活動の様子〜

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こんにちは。子ども学科音楽教員の藤山です。
引き続き、ドイツ・ハンブルクから現地視察の様子をご報告します。



今回は、ドイツの課外音楽活動についてご紹介します。
(写真:アーレンスブルクムジークシューレ・ユースオケストラ)

ドイツでは、学校の課外活動としての部活動がないので、子どもたちは幼稚園や学校での通常授業が終わった後や休日に、音楽を習ったり
スポーツを習ったりと、それぞれの活動団体へ参加します。

例えば、音楽分野では、幼少児から高齢者まで幅広い年齢層を対象に音楽教育を行うムジークシューレ(音楽学校)があります。

これらの音楽学校は、学校や幼稚園、教会などの公共施設(日本でいう公民館など)を使用して活動しています。



(写真:ユーゲントツェントルム・ゲシュビスター・ハウス)

このような施設で、子どもたちはピアノや歌、様々な楽器のレッスンを廉価で受けることができます。
また、私が視察をしたアーレンスブルク音楽学校では、5歳からオーケストラや合唱団に入って活動することができ、
日本を始め多くの国で親善交流演奏会を行っています。


今回、昨年10月に本学で開催した「日独親善交流音楽会」で共演いただいたローター・パルマー先生の
サクソフォーンのレッスンも見学しました。



小学校4年生から6年生までの子どもたちが、一緒にレッスンを受けています。
初めてサクソフォーンに触れる子もいて、上級生の子が楽器の持ち方などを教えてあげていました。



また、「キルヒェンムジークシューレ」という教会が主催となって運営している音楽教室の様子も見学しました。



この音楽クラスは、教会に所属する家庭の子どもたちの教育を目的としており、子どもたちは無償でレッスンを受けることができます。



見学したレッスンでは、4〜6歳の幼稚園児が対象で、楽器を使ったアンサンブル遊び、身体を動かす音楽あそび、リズムを読む活動など様々な活動が行われていました。

このように、ドイツでは学校教育の枠組みを超えた教育活動を展開しており、幼少期から青年期における音楽教育のシステムは充実しています。

また、視察を通して、子どもたちは学校の授業内に限らず、疑問に思ったことや分からないことは、「なんで?」「どうして?」といつも先生に尋ねている姿が印象的でした。

私自身、子どもたちが疑問に思うことに「そうゆう視点もあるのか!」と、好奇心旺盛な子どもたちの感性に刺激を受けました。

子どもたちとの音楽活動を通して、素朴ながら疑問を持つこと、それを問うこと、
これが新しい発見につながる学習の原点だと改めて実感しました。