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文教SMILEブログ

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【子ども学科6】ドイツ視察〜ハンブルクの小学校の様子〜

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こんにちは。子ども学科音楽教員の藤山です。

現在、小学校での音楽授業や学校以外の課外音楽活動の視察のため、
ドイツのハンブルクに訪れています。
ハンブルクはドイツ第2の都市で、港町として栄えた街です。北海道よりも緯度が高く、
9月に入ると冬のように冷え込む日があります。


(写真:ハンブルク市庁舎)

今回は、現地から視察の様子をご報告します。

まずは、小学校での音楽授業の様子です。

私が調査を行っているハンブルクでは、学校教育の中で「Jedem Kind ein Instrument (どの子
どもたちにも一つの楽器を)」というプロジェクトを実施しています。
その名の通り、市内の選択された小学生全員に一人に一つの楽器を与えて、プロフェッショナル
の音楽家の先生たちが、学校の授業内でレッスンを行っています。




だからといって、これらの子どもたち全員がプロの演奏家を目指すわけでも、プロの演奏家を
育てる目的のために実施しているわけでもありません。

子どもたちは、「音楽」を通じて、仲間と一つのものを創り上げたり、その練習の中で人と
合わすことや、いろいろな表現活動を通して個性や価値観を共有することを学んでいます。



先日に見学したギターの授業では、私が日本から訪問したということで、講師の先生が特別に
日本の和楽器をテーマに授業を行ってくださいました。



子どもたちは初めて見る楽器に、「どうやって音を鳴らすの?」「楽器は、何でできているの?」
と興味津々でした。

また、大正琴の実物を見たときは、「タイプライターみたいだね!」と、普段あまり触れること
のない楽器に親しんでくれました。



音楽は「言葉を必要としない言語」で、言葉の壁を超えて誰もが「時間」と「場所」を共有できる
素敵なものです。また、今回のように民族楽器を通じて、世界各国の文化に親しむこともできます。

日本にはないこのプロジェクトや、学校教育以外で行われている様々な音楽活動の様子から、
日々新しい発見があります。

引き続き、現地の様子をまたブログでご報告します♪